Tomo-e Gozen
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Tomo-e Gozen (トモエゴゼン) とは東京大学木曽観測所1 105-cm シュミット望遠鏡用に開発された CMOS モザイクカメラ2です. CMOS イメージセンサの特性を活かして, 20 平方度の視野を最大 2 fps で連続的にモニタリングできます. プロジェクトの詳細と現在のステータスについては公式ウェブサイトを参照してください.
Tomo-e Gozen プロジェクトでは主にデータの取得と解析を担当する計算機システムの開発を担当しました. データレートは最大で 20 TB/night に達します. 宇宙で生じる突発的な現象を迅速に発見するため, 全自動で観測・解析がおこなえるようなソフトウエアシステムの開発をおこないました. また, 動画データから価値のある情報を抽出するため, 統計解析やデータ駆動科学の知識を駆使してビッグデータからサイエンスに結びつけることに取り組んでいます. Tomo-e Gozen のデータについてはテクニカルノートに情報をまとめています. 詳細はそちらを参照してください.
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東京大学木曽観測所ウェブページ http://www.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/kisohp/ ↩
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広い領域の写真を一度に撮るために多数のイメージセンサを搭載したカメラのこと ↩